2017年トリ年、穏やかな年始だったが2つの不安が・・・


 正月の3が日は、守谷を含め、
ほぼ日本全国が穏やかな天候に恵まれた。
年末から続く小春日和の様な気候は、
ある種、異常な気もする。
 年末年始の酒まみれのお屠蘇気分を払拭するべく、
孫たちを引き連れての八坂神社へのお参り。
神社に近づくにつれ、長蛇の列が見えてきた。
ストッカー駐車場にまで続く長い列。
確か、昨年はそこまでの人出では無かったはず。
それは、ポカポカ陽気のせいなのか、
はたまた神頼みせざるを得ない事情があるのか。
55円をエイーと賽銭箱に投入し、
相変わらずの二拝二拍手一拝でいくつものお願い事。
翌日の2日の神田明神でも同様の振る舞いだ。
年とともに頼み事が多くなる。
きっと神様も迷惑なことだろう。
 年末の紅白歌合戦も大した盛り上がりもなく、
粛々と時間が過ぎゆき、除夜の鐘の映像に移り変わる。
SMAP騒動の余韻も感じられないほどの静寂な歌合戦だった。
 そして正月の箱根駅伝も、なんの波乱もなく、
予定通りの青山学院総合優勝だ。
何から何まで穏やか過ぎるトリ年がスタートした。
嵐の前の静けさなのか。

 サル年の昨年、「今年の漢字」は「金」だったが、
中々世相を反映していない。
オリンピック開催年だから金には違和感がある。
明るいニュースが少ない1年だった気がする。
 多くの著名人がサル年よろしく去っていった。
なかでも小生にとっては残念なのが「大橋巨泉」と「永六輔」。
いずれも昭和を代表する、一本すじの通ったメッセンジャーだった。
圧倒的な存在感を示した、自由と民主主義をこよなく愛した文化人。
昭和な人が次々と亡くなっていく。

 今年のトリ年は、「政治」と「地震」という、
2つのとてつもない不安材料がある。
その動向が不気味であり気がかりだ。

 一つは、世界の政治。
朴大統領の韓国。
もう収拾がつかないほどの混乱だ。
慰安婦問題や為替スワップ問題はチャラになってしまうのか。
 また世界的に独裁者の季節が到来している感がある。
最近の世界情勢の変化が起因しているのか。
独裁者か、英雄か、わからない人物の台頭だ。
北朝鮮金正恩、ロシアはプーチン、中国は習近平
フィリピンには、強力なカリスマ独裁者ドテルテ大統領。
そして周囲の意見など一顧だにせず、
暴れまくるトランプ大統領の出現だ。
これらの人物に象徴されるように、
世界では続々と独裁者が出現してきている。
この現象の背後では、いったい何が起こっているのだろう。
何時暴発するのか、大きなリスクがある。
 そして日本の安倍首相もなかなかのものだ。
議論もなくどんどん物事を決めていく。
首相に物申す、意見を言う気概のある政治家がいなくなった。
マスコミも口出しできず、独裁政治の匂いがする。
後藤田正治のようなご意見番が欲しい。

 2つ目は地震
地震・かみなり・火事・おやじ」と昔から言われている。
怖さの代名詞だ。
火災は、年末に起きた「糸魚川大火」で再認識させられた。
台風並みの南風が火の粉を飛ばし、
新たな火元を発生させる強烈なものだった。
それでも地震に比べたらそれほどのものではない。
おやじなんぞ、威厳もなく、ちっとも怖くない。

 やはり地震だ。
今でも被害の爪痕が痛々しい熊本地震
熊本城の再建の道のりは険しい。
日本列島、くまなく張り巡らされている活断層
次は自分の所か。
ロシアンルーレットの不気味さだ。
3.11の余震が今も続き、次は房総沖なのか。
 なかでも、確実にカウントダウンされている南海トラフ地震が不気味。
政府が発表した、南海トラフ地震の驚愕の被害想定「死者33万人」。
もし南海トラフ地震が起きれば、日本はどうなってしまうのか。
そして、いつ発生するのか。
2016年5月、南海トラフ周辺で大きな「ひずみ」が確認されていることも分かった。
2016年に発生した熊本地震鳥取地震は同じプレート上の断層で発生。
また近畿でも地震が頻発しており、
7月に茨城でM5.3、11月には和歌山でM5.4の比較的大きな地震も。
これらは全て南海トラフ地震の原因となるプレートのひずみが、
大きくなっているために起こったとの見方が強く、
間もなく南海トラフ地震が発生するのでは、との声もある。
こんな地震列島で、いつまで原発を稼働させるのだ。
早急に廃炉への道筋を示してほしい。

 今年度のマスターズの行事、餅つき忘年会、ボーリング新年会は、
諸般の事情により中止になった。
そんな中、12月に久方振りのマスターズのイベントが。
第15回のマスターズ杯で、こちらは野球以上の盛況だった。
名門の常陽GCでの開催は天候にも恵まれたが、
小生スコアには恵まれずのBB。
ムラコシへ戻り、表彰式&宴会&カラオケで、
久方振りの盛り上がりだった。